さまざまな料理に使用されているセロリ。どのスーパーにも並んでいるので、日常的に食べている人も多いのではないでしょうか。
セロリには、ビタミンをはじめとする栄養素が豊富に含まれていることが知られています。その中にはがんを抑制すると言われている成分も。ここでは、さまざまな研究データをもとに、がんに対するセロリの効果について詳しく解説していきます。
17世紀ごろから食用として使われるようになり、16世紀末に日本に伝わってきたとされているセロリ。しかし普及するまでには時間がかかり、昭和30年ごろになってようやく一般家庭で食べられるようになったようです。現在は日本でも生産されており、長野県や静岡県、福岡県、愛知県が主な生産地となっています。
セロリはいくつかの種類に分けられていますが、茎葉の色の違いによって「黄色種」「緑色種」「中間種」「赤色種」「白色種」に分けられています。
紀元前からヨーロッパの山岳地帯に自生していたセロリは、にんじんや三つ葉と同じセリ科の野菜です。もともとギリシャやローマなどで薬として利用されてきた歴史がありました。
セロリはミネラルやビタミンを豊富に含んでいることも特徴。
例えば、塩分の排泄を促進することで高血圧防止効果が見込まれているカリウムや、止血の働きを持つビタミンKなどをバランス良く含んでいるため、積極的に摂りたい野菜です。
また、「アピゲニン」や「ルテオリン」と言ったフラボノイド類やポリフェノールを多く含んでいることがわかっています。これらは抗酸化作用を持つ物質。抗酸化作用により健康を促進してくれるのでは、という点に期待が寄せられています。
セロリに含まれる成分が抗がん活性を持っているという研究が発表されています。
特にセロリとパセリはアピゲニンというフラボンを多く含み、ポリフェノールは強力な抗がん活性を持っています。これらは研究では乳がん、大腸がん、肺がん、前立腺がんなど、私達を悩ますがん細胞の多くの成長を妨げます。
アピゲニンは他のハーブやスパイスに含まれるものとは成分的には非常に異なりますが、抗炎症作用と血管新生を抑制する作用が直接的または間接的に働きます。このアピゲニンの制がん作用についてはこれからの魅力ある研究のテーマです。
これらのハーブやスパイスによってもたらされるがん抑制効果は直接炎症を抑制する能力があると、最近の研究でわかってきています。
大切なのは、セロリだけを食べることではなく、うまく食事の中に取り入れていくこと。毎日の食事の中で直接的にがんを抑制していくことが大事とも述べられています。
さらに、鈴鹿医療科学大学保健衛生学部の長村教授によると、セロリやパセリには自然由来の発がん物質が含まれている反面、食物繊維やβカロテンががんを抑制する方向に働くということが指摘されています。
長村教授によると、生野菜のパセリやセロリなどには、「メトキサレン」という自然由来の発がん物質が含まれている。それにもかかわらず、パセリやセロリはがんを防ぐために重要な野菜とされている。がん抑制効果のある食物繊維やβカロテンなどが豊富に含まれているので、結果として食べたほうががんになりにくくなる。
天然の生野菜に天然の発がん成分が含まれているのは、野菜が自身の命を守るためと言われています。しかし、その毒の量は微々たるもの。セロリも同様であると考えられており、逆にがんを抑制する成分を含む野菜とされているのです。
セロリは食卓に上る機会の多い野菜と言えます。生食できるため、サラダなどに多く用いられるほか、漬物やスープ・シチューなどの煮込み料理などに利用されているケースが見られます。
セロリ自体の香りが強いため、肉やレバーなどの臭みを消すことができます。さらに、この香りは精神を安定させるとともに食欲を増進させる働きも期待されているため、普段の食事に多く取り入れたいところです。
セロリの栄養成分は熱にも強く、加熱で失われることもないため非常に使い勝手の良い野菜と言えます。
中には、セロリ特有の香りと苦味が苦手という人もいますが、加熱調理することによって苦味・香りを抑えることができます。煮込み料理や炒め物にすると抵抗感なく食べることができるのではないでしょうか。
また、セロリを食べる際は茎がメインになりがちです。しかし葉の部分にもたくさん栄養が含まれているため、セロリの葉も捨てずに一緒に調理をして摂取しましょう。
免疫細胞を活性化させることのできる、臨床データのある成分もおすすめです。臨床結果の実績が認められている成分をデータとともにご紹介します。
RBS米ぬか多糖体は、米ぬかに約5%含まれる水溶性食物繊維(ヘミセルロースB)を原料とする成分。国内外28箇所以上の大学・病院の共同研究によって生まれ、がん細胞に作用する免疫細胞を活性化させるとして、70報もの学術論文や、140回以上の学会発表がなされました。研究は今なお世界中で行われており、免疫力の向上、抗がん作用、抗がん剤による副作用の軽減作用などが報告されています。
RBS米ぬか多糖体は、私たちが普段食べたり、化粧品として活用したりしている米ぬかとは別物。米ぬかに含まれる有用成分を体内で吸収できるように、独自製法で抽出したのが「RBS米ぬか多糖体」です。自宅で取り入れる際には、サプリメントなどの健康食品で成分を摂取する必要があります。
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RBS米ぬか多糖体は、さまざまな免疫細胞に対し働きかけます。例えば、体内に侵入してきたがん細胞やウイルス感染細胞などをいち早く感知し、攻撃する役割を担うNK細胞。RBS米ぬか多糖体は、免疫細胞の中でも優秀な攻撃役であるNK細胞を活性化させる働きをすることが臨床結果によりわかっています。
引用:Ghoneum M and G. Namatalla,87th Annual Meeting of the American Association for Cancer Research,1996
こちらは、ホルモン治療や化学療法などを受けたがん進行患者25名に行った実験の臨床結果です。RBS米ぬか多糖体を6か月間摂取してもらったところ、RBS米ぬか多糖体摂取後に25名全員にNK細胞の活性が見られたというデータが得られています。
このほかにも、さまざまな免疫細胞へのはたらきが報告されています。興味のある方は、臨床データをチェックしたり、米ぬか多糖体免疫研究会から詳しい資料を取り寄せたりしてみましょう。
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