どんな状態のがん患者さんにも希望を
どんな状態のがん患者さんにも希望をもってもらうため、患者さんに寄り添った医療を目指している山手CAクリニック。標準がん治療では効果が期待できない、標準がん治療の副作用が辛い……といった悩みを持つ方に対し、「がん特異的複合免疫療法」を中心にした個別化医療を提供しています。
掲載している治療法はすべて保険適用外の自由診療のため、全額自己負担になります。
症状・治療法・クリニックにより、費用や治療回数・期間は変動しますので、詳しくは直接クリニックへご相談ください。
また、副作用や治療によるリスクなども診療方法によって異なりますので、不安な点については、各クリニックの医師に直接確認・相談してから治療を検討することをおすすめします。
山手CAクリニックでは、樹状細胞療法と免疫チェックポイント阻害剤を組み合わせた「がん特異的複合免疫療法」を中心に、患者さんひとりひとりの状態に合わせた個別化医療を提供しています。同院で用いる樹状細胞ワクチンは体内で発生したがん細胞の特徴をリンパ球に伝える働きをしており、免疫機能をすり抜けたがん細胞をリンパ球が攻撃できるようにするもの。がんの標準治療に比べ、身体に負担をかけずに治療を進めることが可能です。
免疫療法と聞くと、免疫細胞を注射して増やすといった方法をイメージされるかもしれません。しかし、免疫療法には効果が出るもの出ないものがあります。その違いとは一体何なのかという疑問について「がん複合免疫療法」を行っている山手CAクリニックの院長、木村 修先生に伺ってみました。
取材協力 山手CAクリニック
木村 修院長
略歴
平成30年11月山手CAクリニック院長に就任。
日本外科学会認定医・指導医、日本小児外科学会認定医・指導医。
京都府立医科大学医学部 客員教授。
はい、確かにそういったイメージは強いかもしれません。しかし、闇雲に免疫細胞を体内で増やしても効果を見込むのは正直難しいです。
ただ増やすだけではダメです。リンパ球は癌細胞を倒してくれることを知っている人は多いと思います。それは間違いではありません。問題は、癌細胞を守る「変な細胞」がいるために、リンパ球が増えようと痛くも痒くもないわけです。
そうですね、例えていうならば「城壁」でしょうか。この城壁でガチガチに守られた癌細胞に対してリンパ球の攻撃は一切届きません。そのため、免疫細胞をいくら増やしても、いざ攻撃しようとした時に攻撃の手が届かないので無駄になってしまう訳です。
まずは、リンパ球を増やす前に、リンパ球の攻撃が必ず当たる状態にする必要があります。そのため、体の中の癌細胞の状態をまずは確認をし、城壁を事前に崩して、攻撃が必ず届く状態に整えてからリンパ球に攻撃をさせます。患者様によって治療方法はそれぞれですが、免疫細胞を増やすだけでは意味を成しません。
その通りです。免疫療法とうたいながら、細胞をただ注射するだけで無駄にリンパ球を増やすことしかしないようなクリニックの噂も多く耳にしています。正直に言いますが、それは無駄でしかありません。免疫療法というのは非常に高度な知識と経験が必要な癌の治療方法です。注射1本では終わりません。患者様の癌の状態をひとつひとつ確認して、どのようにアプローチすれば効いてくれるのか、治療方法を組み立てていくのが我々の免疫療法です。
はい、仰る通りです。我々も、それを伝えるために努力を積み重ねておりますが、まだまだ大勢の方に認知して頂けてないことが課題です。それはクリニック側にも言えることで、その免疫療法にどのような効果があるのか、どういう仕組みでがんを殺せるのか、といった質問にしっかり答えられないようなクリニックが多いのも事実です。信頼できるクリニックを見極めようと思ったら、治療方法や効果についてくわしく質問してみると良いでしょう。
院長は、私の治療歴の中で初めて本気で私の癌を治そうと治療してくれたと感じています。これまでも標準治療も受け、免疫治療のクリニックに通いましたが、こんなに情熱的に治療してくれる先生はいませんでした。お陰様で癌もほぼ小康状態です。完全に治るまで、このクリニックに通うつもりです。
私は某大学病院から前立腺癌ステージ4Bで治りません、延命処置と緩和ケアをやりますと言われ、全身の骨に転移し頭蓋骨まで届いたCT写真を見せられショックを受け死を覚悟しました。その時に木村先生の噂を聞き、相談に行くと「まだまだ大丈夫」と力強い言葉をかけてもらい、治療を決心しました。
治療前は900ほどだったPSAが治療後2か月で3以下(正常範囲)まで下がりました。しかも副作用は全くありませんでした。
今も再発はありません。大好きなゴルフも再開して第二の人生を謳歌しています。
死の淵から命を助けてもらった木村先生には感謝しかありません。先生に出会えた事は最高の幸運でした。
院長 | 木村 修(京都府立医科大学医学部卒、同大学院修了。京都府立医科大学附属病院、宇治徳洲会病院、京都第一赤十字病院等を経て、山手CAクリニック院長に就任。医学博士、日本外科学会認定医・指導医、日本小児外科学会認定医・指導医、京都府立医科大学医学部 特任教授) |
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所在地 | 東京都渋谷区元代々木町33番12号 2F |
アクセス | 小田急小田原線「代々木八幡駅」から徒歩約6分 |
診療時間 | 10:00~17:00 月曜・日曜・祝日休診(予約制) |
電話番号 | 03-6407-9147 |
公式サイトURL | http://yamateca.jp/ |
免疫療法で細胞たちに「アクセル」をかけるだけではダメ。がん細胞が免疫細胞に「ブレーキ」をかける行為を排除する「免疫チェックポイント阻害剤」を併用することで、より明確な免疫細胞療法を提供。がん細胞が張ったバリアを解除できれば、これまでの免疫細胞療法もさらに力を発現できます。ターミナル医療にも力をいれており、経過観察入院も可能です。
さらに詳しくがんに立ち向かうため、「チーム医療」を実践。患者にマッチした治療法を導き出すのは、がんと免疫の状況を事細かにチェックする血液検査が可能だからです。治療法も一定でなく、状態や治療の進み具合にあわせて微調整。技術力だけでなくきめ細やかさがあればこそ、これまで2万件を超える実績があるのでしょう。知的層・富裕層向け雑誌にも取り上げられたことがあります。
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