免疫療法で実績のある病院を神奈川エリアで探そう
近年注目度が上がっている、がんの免疫療法。神奈川エリアで免疫療法を受けるには、どのクリニックへ行ったらよいのでしょうか。ご自身やご家族の命や健康がかかっているので、慎重に決めたいですよね。
このページでは神奈川エリアで免疫療法の実績があるクリニックを一覧でご紹介。クリニックによって導入している免疫療法の種類はさまざまですので、受診する前に確認しておきましょう。
掲載している治療法はすべて保険適用外の自由診療のため、全額自己負担になります。
症状・治療法・クリニックにより、費用や治療回数・期間は変動しますので、詳しくは直接クリニックへご相談ください。
また、副作用や治療によるリスクなども診療方法によって異なりますので、不安な点については、各クリニックの医師に直接確認・相談してから治療を検討することをおすすめします。
神奈川県立がんセンターが用いている免疫療法はペプチドワクチン療法。患者さんの体内に直接ペプチドを注入し、がん細胞に目印をつける方法です。がん細胞に目印をつけることにより、体内の免疫細胞ががん細胞を攻撃するようになります。免疫機能が正常の場合は問題なく働くものの、がん患者さんの場合は免疫機能が低下していることが多いため有意的な治療法です。
2014年4月より、ワクチン療法をはじめとするがん免疫療法に関する診療を行なう単独診療科を開設。人の身体にある免疫力を増強し、がん細胞の成長および拡散を抑える治療法を提供しています。提供する治療法の効果・副作用の検証のため数々のがんに対して臨床試験を行なってきました。膵がんや食道がん、前立腺がん、大腸がんです。
がん細胞に目印をつけるのがペプチドワクチン療法です。体内の免疫機能に期待する治療法になるのですが、患者の免疫機能を向上させるためにも使われます。免疫機能が低下しており、がん細胞に攻撃できていない場合がほとんどだからです。
ペプチドワクチン治療法のペプチドは、がん抗原由来のタンパク質なので体内に直接注入しても副作用が起きにくいところが魅力です。副作用が起きても軽度の発熱で、抗がん剤や放射線よりも少ないといわれています。
院内では、数々の難治がんに対して医師主導で臨床試験が行われています。がんに対して新しい治療法の安全性や有効性を調べるため、2014年4月1日より研究を重ねられています。