がん免疫細胞療法は2種類
九州大学先端医療イノベーションセンターで実施しているがん免疫細胞療法の一つ目は、白血球の中のT細胞を一旦体の外に取り出して増強し、再び体に戻す「活性化自己リンパ球療法」。これには「アルファ・ベータT細胞療法」と「ガンマ・デルタT細胞療法」の2種類あります。二つ目は樹状細胞を体の外に取り出し、人工的にがん細胞の目印を取り込ませ、再び体に戻す「樹状細胞ワクチン療法」。がんの目印を効果的に樹状細胞に取り込ませる方法として「エレクトロポレーション法」があり、従来の方法に比較するとがん細胞を攻撃する細胞が数倍~数十倍多くなることが確認されています。
掲載している治療法はすべて保険適用外の自由診療のため、全額自己負担になります。
症状・治療法・クリニックにより、費用や治療回数・期間は変動しますので、詳しくは直接クリニックへご相談ください。
また、副作用や治療によるリスクなども診療方法によって異なりますので、不安な点については、各クリニックの医師に直接確認・相談してから治療を検討することをおすすめします。
九州大学先端医療イノベーションセンターは、細胞調製センター(Cell Processing Center :CPC)と研究施設が併設されています。細胞調製センターでは患者から採取した血液から抽出した免疫細胞を2週間かけて増殖・活性化させ、研究施設では免疫細胞の解析を行い、その品質を確認しています。
また、より有効な投与方法や併用方法の探索や新しいがん免疫細胞療法開発のため、エビデンスの収集・構築にも取り組んでいます。治療を受ける患者には療法の効果など十分な説明を行い、臨床研究に登録してもらい、安全性有効性を確認しながら慎重に治療をすすめた上で得られた臨床データを集計・解析し、報告する事を予定しています。
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院長 | 江藤 正俊 |
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所在地 | 福岡県福岡市東区馬出3-1-1 |
アクセス | 「JR吉塚駅」下車 徒歩9分 |
診療時間 | - |
休診日 | 土・日・祝日、年末年始 |
電話番号 | 092-642-4258 |
公式サイトURL | http://camiku.kyushu-u.ac.jp/ |