100年以上の歴史を持ち医療の質の高さで定評のある病院
聖路加国際病院の名誉院長でもある日野原先生は明治44年生まれで御年105歳。健康に長生きすることを実践する医師がいることで、その医療の質の高さが伝わってくる病院です。聖路加国際病院自体も明治35年の設立で、100年以上の歴史があり、患者満足度は97%、国際病院連盟による国際病院連盟賞最高位賞を受賞するなど、“いい病院”の代表格ともいえるでしょう。 聖路加国際病院は情報公開にも積極的で様々なデータを公式サイト上に掲載しています。年間の入院者数は18万人弱、外来診療を受けるヒトは64万人以上、そして手術件数は9千件を超える規模。大きな病院ですが、患者との向き合いでは定評があることも忘れてはならないポイントです。
掲載している治療法はすべて保険適用外の自由診療のため、全額自己負担になります。
症状・治療法・クリニックにより、費用や治療回数・期間は変動しますので、詳しくは直接クリニックへご相談ください。
また、副作用や治療によるリスクなども診療方法によって異なりますので、不安な点については、各クリニックの医師に直接確認・相談してから治療を検討することをおすすめします。
聖路加国際病院には免疫・細胞治療科があり、これはがんの免疫治療に特化した専門科として新設された部門。がんの治療にあたっては病院内の各部門とも連携した上で、適切な治療をするために免疫療法を組み合わせています。免疫療法を取り入れることで患者の免疫を活性化して、抗がん剤の副作用に対応するという取り組みも、大規模な総合病院だからこそできる体制づくりといえます。 免疫・細胞治療科の部長である平家先生は国立がんセンター研究所や国立がんセンター中央病院、アラバマ大学バーミングハム校の遺伝子治療センターなどでキャリアを積んだ専門家。抗PD-1抗体ニボルマブを使ったがん免疫治療をはじめとして、複数の最先端がん治療に取り組んでいます。 また、相談外来としてがん治療のセカンドオピニオンも行っています。がんの免疫治療は最新治療という側面もあり、一般的レベルで正確な情報をキャッチアップするのは容易でありません。その点、こちらの相談外来を利用すれば、最新情報を得ながら、患者自身の意志を活かしつつ、よりよい治療方法を選択することもできるでしょう。
卵巣嚢腫でこちらの病院に入院して経過観察中だったのですが、その時捻れていることがわかって緊急手術になったのです。運悪く手術室が埋まっていて、少々待ち時間があったのですが、その間救急の看護師さんが痛みを訴える私をずっと励まし続けてくれたことがとても心強かったのを憶えています。手術は婦人科の先生が担当してくれて、結果的にはすぐに退院することができましたし、通院の間に注意するポイントもわかりやすく説明してもらいました。
子宮筋腫という診断を受けて紹介されたのが聖路加国際病院でした。自分としては負担の少ない腹腔鏡手術を希望していたのですが、出産をしたいなら開腹手術の方がいいと提案されたのです。説明を聞くと、筋腫を切除するにあたって子宮をしっかり縫合するには開腹手術が適しているとのことで、術例の説明なども丁寧にしていただけたことで信頼して同意することにしました。手術を終えて切開箇所を見てみると、大人の手がギリギリ入るくらいの大きさで、縫合跡も目立たないように処置していることがわかり、同意してよかったと実感しました。
貧血で卒倒して救急搬送されたのがこちらの病院でした。もちろん、その時の記憶はなく、意識が戻った時に対応してくれた先生がとても優しく接してくれたので、随分と気持ちが安らいだことは鮮明に憶えています。処置として点滴を受けたのですが、けっこう長時間に及んだこともあり、担当の看護師さんがまめに様子を見に来てくれて、さり気なく話しかけてくれるのもとてもいい印象でした。おかげさまで大事にならず、間もなく退院することができたのですが、会計するのもスタッフの人数が多いおかげで、ほとんど待ち時間がなく済みました。
身内が緊急搬送されて、救急車で来たスタッフからは覚悟も必要だと言われる状態になっていたほど。搬送先は聖路加国際病院で、その際の対応は医師や看護師全員が迅速かつ的確な治療をしてくれて、救急スタッフからも引継ぎもスムーズなことに驚いたほどです。病院での治療は複数科に関わるものでしたが、しっかり連携がとれていて、見ている家族としても心強かったです。もちろん危険な状態だったことは事実で一刻の猶予もなかったのだと思います。結果的には後遺症もなく無事社会復帰できたので、この病院に搬送されて本当によかったと思います。
聖路加国際病院の婦人科でお世話になっています。女医さんで女性の身体をわかっていることもあり、検査なども痛みを感じることはありませんし、患者に対する心配りがあって、とても安心できる病院だと思います。前に通院していた他の病院では検査でもかなり痛い思いをすることがあって、やっぱりいい病院に出会うことは大切なのだと実感しました。婦人科は女性の先生だと安心できますし、女性ならではの特性を理解していることが医療の質にも反映されるのだと思います。
母親も母方の祖母も乳がんを患ったこともあり、自分もそのリスクがあるのではないかと不安を感じていました。そんな中で子供を授かったこともあり、将来を見据えてきちんと検査をしておこうと思ったのです。聖路加国際病院の乳がん遺伝子検査は完全予約制。プライバシーをしっかり確保した応接室でカウンセラーの問診を受けて、先生にも相談した上で検査を受けました。結果としては陰性で安心できたのですが、それに加えて先生やカウンセラーとのやりとりで、知識を得るとともに客観的に考えられるようになったことも大きな成果だといえます。
院長 | 福井次矢(京都大学医学部卒業、ハーバード大学公衆衛生大学院修了。佐賀医科大学総合診療部や京都大学医学部附属病院総合診療部などの教授を歴任後、現職。東京慈恵会医科大学教授を定年退職後名誉教授となり現職。聖路加国際大学学長、京都大学名誉教授) |
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所在地 | 東京都中央区明石町9-1 |
アクセス | 日比谷線築地駅徒歩7分、JR有楽町線新富駅徒歩8分 |
受付時間 | 8:30~17:00(土曜・日曜・祝日休診) |
公式サイトURL | http://hospital.luke.ac.jp/ |
免疫療法で細胞たちに「アクセル」をかけるだけではダメ。がん細胞が免疫細胞に「ブレーキ」をかける行為を排除する「免疫チェックポイント阻害剤」を併用することで、より明確な免疫細胞療法を提供。がん細胞が張ったバリアを解除できれば、これまでの免疫細胞療法もさらに力を発現できます。ターミナル医療にも力をいれており、経過観察入院も可能です。
さらに詳しくがんに立ち向かうため、「チーム医療」を実践。患者にマッチした治療法を導き出すのは、がんと免疫の状況を事細かにチェックする血液検査が可能だからです。治療法も一定でなく、状態や治療の進み具合にあわせて微調整。技術力だけでなくきめ細やかさがあればこそ、これまで2万件を超える実績があるのでしょう。知的層・富裕層向け雑誌にも取り上げられたことがあります。
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