がん免疫療法に取り入れたい成分「サポニン」

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サポニン

サポニンとは

サポニンイメージ

がんの発生を抑制する働きがあるとされている人参サポニン。新陳代謝や免疫力を高める働きも期待されている成分です。主に高麗人参や田七人参に含まれており、これらの植物は古来より価値の高い薬草として重宝されてきました。免疫力の向上や滋養強壮に効果があるとして、昔からさまざまな健康効果への研究がなされている成分です。

サポニンとは

サポニンは、大豆などのマメ科の植物やお茶、高麗人参、田七人参などの植物に含まれる成分です。とくに高麗人参や田七人参に含まれる人参サポニンは、タンパク合成を促進し、新陳代謝と免疫力を高める効果があるといわれています。また、がん細胞の撃退、転移抑制などのはたらきも期待されています。

水に溶かすと石鹸のように泡をつくることができるところから、ラテン語で石鹸という意味の「サポ」という名前がつきました。天然由来の界面活性剤でもあります。

限定的にがんの発生率の低下が認められた臨床実験

サポニンのがん治療への有効性については、以下のような実験で限定的に認められています。残念ながら、抗がん作用を裏付けるには充分とはいえないでしょう。

“慢性的な胃炎患者643名 (試験群325名、平均年齢40代後半、中国)を対象とした「二重盲検無作為化プラセボ比較試験」において、朝鮮ニンジン1g/週を3年間摂取させ、その後8年間追跡したところ、男性でのみ、がんの発症率が低下した。"
引用元:(PMID:20521975) J Med Food. 2010 Jun;13(3):489-94.

サポニンを摂取するには

大豆製品やごぼう、お茶などにも含まれるサポニンですが、上記のように実験がなされているのは朝鮮人参に含まれる人参サポニンです。朝鮮人参や田七人参由来の漢方やサプリメントでの摂取が効率的といえます。

ただし、副作用や医薬品との相互作用の危険性もあり、特定の使用制限がされているので注意。服用の際は、主治医とよく相談してください。

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参考文献・参考サイト

  • (PMID:20521975) J Med Food. 2010 Jun;13(3):489-94.